7月26日と27日に棚田兄弟を迎えて市川の地で特別集会が持たれました。両日とも、わたしたちはブレンディングの時をエンジョイし、共に主の祝福にあずかりました。
始めに、主の回復の歴史が大局的に語られました。1800年代に主に大いに用いられた「ブラザレン」の群れでさえ約100年経つ頃には、古くなり、実際と実行がなくなり、神が前進する道を得られなくなってしまいました。それゆえ、神はブラザレンを離れ、処女地である中国に行かざるを得なくされました。そして、ウオッチマン・ニー兄弟が絶対的な器として興されました。主の回復の歴史も1922年から数えると90年を超えました。今、わたしたちは瀬戸際に立っています。主がわたしたちを用いて時代を転換させるのか、それとも別の群れの所に行ってしまうのか……。主の御前で悔い改め、真剣になって、今日の主の必要のためにささげ、主の終極の動きについていくことができますように!
新しい復興をもたらし、主の再臨をうながすためには、三つの面でバランスよく強化される必要があります:①神聖な啓示の最高峰(真理)、②神・人の生活(生活)、③神にしたがった牧養(働き)。夏や冬の訓練の内容やビジョンを理解して語るだけでなく、見たビジョンを実行と訓練に移す必要があることが語られました。
神の夢は、ヤコブが創世紀第28章で見た夢であり、それは神の家の建造に関する夢でした。その夢の中心は天のはしごとしてのキリストであり、彼は天を地にもたらし、地を天に結び付けるお方です。この夢の成就は、ヨハネによる福音書第1章にある、人の子としてのイエス・キリストです。ヤコブは夢から覚めたとき、枕にしていた石を取って立て、柱にしてその上に油を注ぎ、これは神の家であると言いました。神の夢は、神の家を得ることでした。
神の家の建造は、召会の建造であり、キリストのからだの建造です。ウオッチマン・ニー兄弟はエペソ四章(キリストのからだに関する御言)が聖書の中で成就するのが最も難しい章であると言いました。わたしたちの今日の責任は、このエペソ四章を実現させることです。
神の夢を実現させるための具体的な道が示されました。それは、神と、また人とバイタルで有機的な関係を建て上げることによります。神は人と個人的で愛情深い関係を建て上げることを願っています。わたしたちは神と愛情深い関係を持つだけでなく、さらに御子と御父の間の関係の中へともたらされます。これがぶどうの木に住むことです。そして、この関係はわたしたちだけで終わるのでなく、ぶどうの木の枝が伸びるように、わたしたちの周りの人にも拡大、拡張される必要があります。この関係の拡大こそ、実はヨハネ第15章の「残る実を結ぶ」ことなのです。
このバイタルな関係には、四層の関係があります。
1)友人の関係(Friendship)――ヨハネ15:15
2)兄弟の関係(Fellowship)――ヨハネ20:17
3)パートナーの関係(Partnership)――ヘブル1:9
4)弟子の関係(Discipleship)――マタイ28:19
関係が深くなればなるほど、有機的なからだの建造も深まります。からだの真の建造は大きな集会の中にはあるのではなく、人と人との関係の中にあります。どうか主が、今日求めておられるものをわたしたちの間で得られますように!
参加者の証:
「今回の特別集会を通して主はわたしたちに警告を与えられました。
わたしたちの現状は、真理に走り過ぎて、 実際的な人数の増し加わりが見られないことを強く照らされました。 このままだと神に見捨てられる、 しかしわたしたちはそれに気づいてさえいません。 わたしたちは現状を悔い改め、神の召しに応じる必要があります。 神の光によってわたしたち一人一人が照らされ、 絶対的献身にあずかる者でありますように。『 神が道を得られるために、この時代で絶対的な人が必ず必要です。 』」
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