わたしは平安の中で横たわり、また眠ります.
まことに、エホバよ、あなただけが、わたしを安らかに住まわせてくださいます。
詩篇4:8
新型コロナパンデミックから一年以上経過し、今や変異株が次々と出現、どの様に終束していくのでしょう。緊急事態宣言の下、家でついつい遅くまでテレビ鑑賞、ゲームなどをして、遅寝になっているのではないでしょうか。実は日本の子供は他の国の子供たちに比べて遅寝であることが問題となっています。では遅寝はなぜいけないかを考えてみます。
(一)睡眠不足になります
いろいろなストレスに対して働くステロイドホルモンは朝たくさん分泌し夕方になると少なくなります。睡眠不足になると風邪などをひき易くなり副作用として肥満を招くことがあります。
(二)身体の成長をおさえます
眠る子は育つと言われていますが成長ホルモンは眠っている時、分泌されます。骨を伸ばし、筋肉を増やし、傷んだ組織を修復する作用があります。
(三)脳の成長に関係します
睡眠は浅い睡眠と深い睡眠があり、浅い睡眠をレム睡眠といい、その時脳は体の点検をしたり昼間の記録を脳に定着したりします。深い睡眠ノンレム睡眠はしっかり脳を休息させています。
(四)生体リズムが乱れ、慢性的時差ボケ状態になります。生活リズムがバラバラに動き出し、疲れやすく食欲低下や集中力の低下を来します。
(五)イライラして感情コントロールが出き難くなります。脳の微妙なバランスを維持するセロトニンという神経伝達物質が減少するからです。
(六)メラトニン分泌が減少します。
メラトニンは夜十時から十一時頃、最も多く分泌され眠気をきたし酸素の毒性から体を守り老化防止、抗ガン作用があります。1才から5才までが多く分泌され、メラトニンシャワーと云われます。
古くから「眠食」という言葉があり、眠り、食事は命にとって基本的で大切です。子供にとっては、体の成長のみならず、脳の成長発達に重要です。早寝、早起きを実行しましょう!
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