何事にも思い煩うことなく、あらゆることにおいて、感謝をささげることを伴う祈りと願い求めによって、あなたがたの要望を神に知らせなさい.そうすれば、人知をはるかに超えた神の平安が、あなたがたの心と思考を、キリスト・イエスの中で護衛してくださいます。
ピリピ4:6-7
人はなぜ人生の三分の一を費やして眠るのでしょう。
①脳が疲れると眠くなる
②体内時計が夜になると眠くなる
という二つの仕組みによって眠ります。私たちが起きて活動すると脳は全身のエネルギーの20パーセント以上のエネルギーを消費します。それゆえ、昼間活動して使っている脳の神経伝達物質を睡眠で補充し、脳の疲れを取り、回復し、翌日元気に働けるようにしています。脳が活動してプロスタグランディンD2やアデノシンなどの睡眠物質がたまると脳が疲れた状態になります。眠ることで体温を下げ、頭と身体を休息します。
ノンレム睡眠
脳を積極的に休ませ、効率よく疲労から回復させるための睡眠です。高等動物ほど発達しています。休息の度合いによって4つのステージに分けられ、3、4が熟睡の状態(ステージ)です。
レム睡眠
①眠りから目を覚ますための準備の睡眠と考えられています。
②脳から全身の筋肉の緊張を緩める指令が出され、体を休ませます。目玉がクリッと動きます。
③夢はレム睡眠の時に見ます。
睡眠中、何が起こっているのでしょうか。
成長ホルモンの分泌量が増加
成長ホルモンは、子供は体の成長を促します。成人では組織を修復し疲れを回復し、免疫力を上げます。
コロナウイルス感染で免疫力が体の働きでどんなに大切かがわかります。
細菌やウイルスに感染すると白血球からそれらを攻撃する「サイトカイン」が放出されます。強い眠気を起こす作用があります。
メラトニンホルモン
脳の「松果体」という部分で作られ、睡眠中に分泌されます。
自律神経との関係
自律神経は、交感神経と副交感神経があります。眠りにつき、ノンレム睡眠になると副交感神経優位の状態になります。眠る時、心配事や不安、緊張などがあれば交感神経優位が続き寝付けなくなることがありますよね。レム睡眠の時は、血圧、呼吸、脈拍は不規則になり、体が起きる準備をします。良い睡眠を得るには、脳や体がしっかり休息を取れるよう、日中活動し、平安な心で夜眠りにつくことですね。
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