わたしの両親は、先祖を敬う家庭で育ちました。わたしが7歳のとき、母がクリスチャンになりました。父は、宗教に強く反対する人であったので、母は父に内緒で私たちを教会に連れて行き、わたしはそこで初めて、神についての話を聞きました。
わたしは、神が人を神のかたちと姿にしたがって創造された(創世記1:26)ことを聞きました。神は人を神の器に創造されました。それは神が私たちの中へと入ることができるためです。
主の御名を呼び求める者はすべて(永遠に)救われます!(ローマ10:13)
そのようにわたしはとても単純に神をわたしの中に、受け入れました。その日から、わたしはイエスを唯一の神として信じ、辛いときにはいつも「おお主イエスよ、おお主イエスよ」と呼びはじめました。
その後も、父の反対を恐れて、わたしたちは他のクリスチャンに会うことをほとんどしませんでした。
中学校では頻繁に暴行があり、家での状況にも圧迫があり、わたしには自分の心を休ませる場所がありませんでした。時が経つにつれてわたしの心は硬くなっていき、人に対して自分の心を開くことはありませんでした。わたしはよく、この家から離れることができたらわたしの問題は解決すると思っていました。
わたしが13歳の時、母がクリスチャンの集会に通い始めました。毎週日曜日に、父には内緒で、わたしと妹を連れて、あるクリスチャンの家での集会に行き始めました。硬くなっていたわたしの心は次第にやわらかくされ、その集まりが本当の家であり、安らぎの場所であると思うようになりました。
集会後家に帰ると、家の重たい雰囲気は同じままで、次の日からの学校も外側の変化はありません。でも、心の中では何か今までとは違うものを感じていました。だれかがわたしを愛して支えてくれているということを心の奥深くで感じていました。
わたしがバプテスマをしたあと、母は父にわたしたちがクリスチャンになったことを打ち明ける決心をしました。わたしはどうなってしまうのだろうと恐れました。そのことが起こった日に、私たちは家を出ていかなければなりませんでした。
いざ父と離れ離れになるとおもったときに、涙があふれてきました。
その三日後、父から母へ電話が入りました「僕もクリスチャンになるから戻ってきてくれないか」。父は次の日曜日、バプテスマされクリスチャンになりました。これは、本当に奇跡でした! イエスはわたしの父を愛し、彼のためにも死なれたのです。神は私の家族全員を救ってくださったのです。神の方法は、真に私たちの方法を超えており、神の思いは私たちの思いを遥かに超えています。
聖書は言っています、「主イエスを信じなさい、そうすればあなたもあなたの家族も救われます」(使徒16:31)。
その日に、本当の救いがわたしの家に来ました!父は全く以前とは異なり、わたしたちは不安から安心へ、不満から喜びへと変わりました。
わたしの家が真に神の家となったのです。両親は家で毎日聖書を読み始め、クリスチャンの兄弟姉妹が定期的に家に来てくれるようになりました。今までの家の暗く重い雰囲気はすっかり消え、愛に満ちた明るく温かい場所となりました。
その後も学校での環境は複雑でしたが、神と神がどのようにわたしの家全体を神の愛の家にしてくださったかを思うとき、励まされ、問題はわたしにとって問題ではなくなりました。神の家の甘さは、わたしがすべての試練を乗り越えるのに十分な愛と力を与え続けてくれました。
今わたしはイエスにこう言うことができます、
「あなたはわたしに命の道を知らせられた。あなたはわたしを、あなたの御顔をもって喜びで満たしてくださる 」(使徒2:28)
神は、すべての人が救われて、喜びで満たされることを願っています。
今どうか神に心を開いて、主イエスの御名を呼んでください。神は聞いておられ、あなたの祈りに答えられます。
主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます(使徒16:31)
T.J.姉妹
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